2009/12/29

Christmas Eve at NY

本格的な寒さに備え、なんとか冬支度もできたので、ロックフェラーセンターのクリスマスツリーを見にニューヨークへ行った。

Christmas Eveということもあり、ツリーの下のスケートリンクにも、たくさんの人々で溢れている。

上空のイルミネーションが天の川のようで美しい。

ビルの谷間に雪の結晶。
残念ながら、ニューヨークは雪が解けてしまい、黒ずんだ雪が道端にひっそりと残っているくらいだった。

Princetonは20日に積もった雪が解けず、White Chrismasになった。

2009/12/27

Whole ChikenとSlow Cooker

Thanksgivingは、Cの大学の教授宅でAmerican Traditional Thanksgiving Dinnerをご馳走になったので、家でグリル料理を作る機会がなかったのだが、ChristmasにはWhole Chikenを購入し、Slow cookerでグリルすることにした。

Slow cookerでの調理は、下ごしらえをした材料を入れ、LowかHighのどちらかにスイッチを合わせ、そのまま放置しておくだけ。時々、焼き具合を確認する必要があるオーブンよりも簡単だ。

Lowモードで6時間たったところ。あと2時間で、できあがりだ。

オーブンでグリルしたように、表面がカリカリにならないのは残念だが、ゆっくり調理した肉料理らしく、やわらかくてとろりとした食感だ。

Slow cookerを肉料理に使用したのは初めてだが、長時間かかるグリルや煮込み料理にはとても便利。
今後は鍋やポトフだけではなく、大活躍しそうだ。

2009/12/26

Snow Pile up!

12月20日、朝起きると、外は雪景色だった!


バルコニーに20cm以上も雪が積もってしまったので、Cが慌てて雪かきをした。
こんなに雪が降る地域だと思ってもいなかったので、スコップを用意していない。とりあえず、ちりとりで代用。

雪が積もる地域に住んだことがないCは大喜びで雪かきをしているが、今まで来ていたコートと靴では、外を出歩けそうもない。
急いで冬支度をしなくては!

2009/12/08

Winter has coming!


12月5日、Princetonで初雪が降った。
木々の葉も落ち、すっかり冬景色だ。
家の窓から眺める雪は美しいけれど、外は氷点下。

今年はWhite Christmasになるかもしれない。

2009/09/09

Moving again

8月末、再び新しいアパートメントに引っ越した。

新居は大学からShuttleで20分くらいのところにある。前回の場所よりも大学からは遠くなったが、Whole foods marketというSupermarketも徒歩圏内にあるので、生活には便利な場所だ。小さなショッピングモールと映画館も近くにある。

その上、家のすぐ近くにバス停もあるので、今のところ、車がなくても何とかなりそうだと思っている。しかし、バスが1時間30分に1本しかないのは、車社会ならではの不便さだ。その点、大学行きのShuttleは2〜30分に1本あるので、Cにとってはひと安心である。

まだ、家具が入る前のアパートメント。

今回は、家具付き物件ではないので、引っ越し荷物を運び込んだ後、IKEAで家具を購入することにした。ニュージャージのIKEAは、Princeton から車で1時間30分。New Ark International Airportの近くにある。空を見上げると、頻繁に飛行機が見える。まるで空港にいるようだった。

引っ越しの日にレンタカーを借り、荷物を運び入れ、次の日にIKEAに行くという強行スケジュールだったが、ここ数年は引っ越し続きだったので、荷物が少ないのが幸いした。引っ越し貧乏ではあるが、シンプルな生活と都合良く言い換えることもできるかもしれない。

Living roomには、暖炉があるので冬が楽しみ。

2009/08/27

Road to Driver's license

8月半ば、運転免許証を取得しに行くことにした。

本来であれば、「ニュージャージーに住居決定後、60日以内に取得しないといけない」らしいのだが(実際、そういう問題が試験にも出る)、現在の住居は、3か月住むとはいえ一時滞在先だし、住所変更も面倒なので、新しいApartmentが見つかるまで先延ばしにしていたのだ。

しかし、上記の理由は建前で、本心はというと、試験と名のつくものが、注射と並んで、非常に苦手なのだ。苦手なものはできるだけ、先延ばしにしたい。もちろん夏休みの宿題も先延ばしにする派だった。ちなみにCは、夏休み前半にさっさと終わらせる派だ。まったく信じられない!

ちなみにイギリスでは、日本の免許を持っている場合には、必要書類を提出すれば、現地の免許証に書き換が可能だ。大変残念ながらアメリカでは、筆記試験(コンピューター試験で50問中40問正解しないと不合格。ただし、日本語の試験あり)と、実技試験を受験しなければならないのだ。

8月頭、新しいApartmentもほぼ決まり、免許取得を先延ばしにする言い逃れはできなくなった。引っ越しには車が必要なのだ。仕方ないので、詳しく取得方法をしらべてみると、実技試験は「日本の免許証を持っていると免除」とのことだった。国際運転免許証を取得してこなかったので、どうやって実技試験の練習をしようかと悩んでいたのだが、半分くらい気が楽になった。

しかし、筆記試験は残っている。アメリカは州ごとに法律が違うので、ニュージャージー州の陸運局で配布されるドライバーズマニュアルで勉強しなければならない。
Cの先輩が作成した予想問題を持っていたので、少し心強かった。しかし、予想問題はかなり前に作成されたものなので(30問近くもあった!感謝)、やはりドライバーズマニュアルを読むか、陸運局の予想問題をWebで解いてみるしかない。

まず、運転関連の英単語が判らないので、Webで予想問題を解くのに時間がかかる。日本語で試験を受けるつもりなので、日本語の模擬試験があったらどんなにかいいかと思いつつ、ぶつぶつと文句をいいながら解答する。すぐに解答が出るので、間違えると悲しい。英単語をWeb辞書で引いても、ときどき、こんがらがってしまう自分が悲しい。

結局、8月14日、何とか無事に運転免許証を手に入れることができた。しかし、免許証の写真は、試験勉強に疲れ、悲しげで自信なさそうな顔で写っていた。

私は間違っていた。こと試験に関しては。
大事なことは先延ばしにしてはいけないのだ。

2009/08/12

ハードコンタクトレンズがない?!

日本から持ってきたコンタクトレンズの保存液がそろそろなくなりそうなので、ドラッグストアへ行った。

ずらりと並んだ保存液を前に、不安がよぎった。どのパッケージを見ても、"すべてのソフトコンタクトレンズに”と書いてある。
たくさん商品があるのに、ハードコンタクトレンズ用の保存液がない、ように見える。

保存液は、あと5日も持ちそうにない。慌てて、店員さんに「ハードコンタクトレンズ用の保存液は置いてませんか?」と聞いてみたが「ハード? なんじゃそりゃ」という言葉に戦慄を覚えた。

海外旅行に行くと、ドラッグストアとスーパーマーケット(その国ならではの驚くような商品が並んでいて、国民性がかいま見られる気がして、とても楽しいのだ)に、なるべく立ち寄るようにしているので、アメリカのドラッグストアなら何でも揃っていると思い、簡単に見つかるのではないかとタカをくくっていたのだ。

コンタクトレンズは、一時帰国時に日本で作ったものなので、アメリカのコンタクトレンズ事情を調べてこなかったことが悔やまれた。今更ながら、インターネットでハードコンタクトレンズの保存液を調べてみる。

まず、第一に、アメリカではソフトコンタクトレンズが主流らしい。
第二に、ハードコンタクトレンズという言葉で検索しても、保存液が見つからない。しつこく調べていくと、どうも"Rigid Gas Permeable contact Lenses"というのがハードコンタクトレンズに相当するらしい。

メモを握りしめて、再度、ドラッグストアに行くと、いちばん下の段に追いやられて、"Boston Simplus"というパッケージがあった。"For Rigid Gas Permeable contact Lenses"と書いてある小さなボトルのパッケージを握りしめ、不安ながらも小さい説明の英文を読んでみた。どうやらこれらしい。確信をもてないので、Cにも読んでもらう。
「あ、これで大丈夫じゃないの」というのんびりとした相づちに、拍子抜けした。

とうとう目当てのものを見付けることができたようだ。
よもやコンタクトレンズの保存液で苦労するとは、夢にも思わなかった。

アメリカ暮らしには、まだまだ修行が必要だ。。。

2009/07/04

アインシュタインが歩いた道

PrincetonのCity Centerから5分ほど歩くと、アルベルト・アインシュタインの像がある。アインシュタインは、1933年からプリンストン高等学術研究所の教授に就任し、研究所の近くに暮らしていた。

現在も個人宅として使用されているので、中に入ることはできないが、外観を見ることはできた。その建物はひっそりとしていて、アインシュタインが住んでいた家だということは、調べて来なければ判らなかっただろう。
家の前を通り過ぎながら、天気がよかったので、高等研究所までの道を散歩することにした。

かつてアインシュタインもこの道を歩いたのだろうか。緑に囲まれた静かな道を歩きながら、何を考えていたのだろう。

そんなことをぼんやりと考えていたら、前方をリスが走り抜け、勢いよく木を駆け上っていった。

今日はインディペンデンス・デイだ。

2009/06/28

NJOpera in Palmer Squere

先週の土曜日は、久しぶりにPrincetonのCity Centerをぶらぶらしていたら、ニュージャージーオペラがPalmer Squareで、野外コンサートをしていた。

自前の椅子を持ってきて鑑賞する人、タオルをひいてごろ寝しながら見る人、アイスクリームを食べながら眺めている人など、鑑賞スタイルは様々だ。

ミュージカルの曲を中心にジャズやポピュラーソングを織り交ぜ、オペラに興味がない人でも楽しめるプログラムになっていた。

オペラ独特の歌唱法は、どんな曲を歌っても迫力満点でドラマティック。不思議とオペラ風味になってしまうのがおもしろい。

2009/06/27

芽が出たけれど、R.I.P M J !

種まきの3,4日後に芽は出たのだが、弱々しい感じだった。
6日経ったが、ひょろひょろとしている。そろそろ、支えが必要か?

トマトの芽が出たのは嬉しいのだが、マイケル・ジャクソンの訃報に驚いた。突然のことで言葉が出ない。

R.I.P Michael Jackson!

しかし、未だに信じられない。

2009/06/21

The Summer Solstice & Tomato

本日は夏至だ。父の日でもある。

遅まきながら、昨日、やっと「Ster Trak」を見に行った。
評判通り、アクションあり笑いあり涙もあり、エンターテイメント精神溢れる超大作だった。SF映画は、大画面で見ると一層迫力があって楽しい。

TVシリーズ「Heros」のサイラーこと、ザッカリー・クィントがコマンダースポックを演じていた。ウィノナ・ライダーがスポックの母を演じていたのにびっくり!

映画のついでに、Shopping Centerをぶらぶらしていたら、Tomato栽培キットが売っていた。「種まきは6月までに!」ということで、Saleになっていたのだ。

Whole Foods Marketでは、後は実をつけるだけに成長したトマトの鉢植えが売っており、買い物に行く度、気になっていたのだが、どうせならば、一から育ててみるのも悪くないと思い、購入してみた。


ずいぶんとコンパクトなキットだなと思っていたら、土は圧縮されていた。
上の写真のように、素焼きの板のような状態の土に、暖かい水をかけて10分ほど放置しすると、黒々とした土になる。湿ったところから、崩していくと、柔らかいどっしりとした土になった。ダイレクション以上に水をたさないと、しっとりとした土にはならなかったけれど。


久しぶりの土いじりは、土の軟らかさが心地よく、気分がいい。
3〜4か月でトマトを収穫できるらしい。

早く芽が出ますように!

2009/06/17

New Apertment!

新しい家は学生用のアパートメントだ。アパートメントと言っても、平屋のセミデタッチドなので、一軒家のようなプライベート空間だ。庭付き、2つのベッドルームとリビングの3部屋もある。
多少古いのに目をつぶれば、静かで緑も多く快適だ。

なんとこの物件は、元々朝鮮戦争からの帰還兵の一時滞在先として使われていた建物を、大学が学生用のアパートメントとして、購入したものであるらしい。

もちろん大学までのシャトルも通っている。歩いても20分程度なのだ。大学側の対応が学生にとって、本当にいたれりつくせりなのだ。アメリカの大学生が心底うらやましくなる。

2009/05/31

エルフの棲む森

Factly&Staff Apt.も本日でお別れだ。
USに来て何度目のパッキングだろう。以前よりもかなり手際がよくなったようだ 。
荷物をまとめながら 、このアパートメントのことを思う。
夜中、ゴミ集積所で見た狸のこと、バルコニーからの花火、前の住人が置いていった「Drink me!」と書かれたビール。

しかし、いちばん印象に残っているのは、夜明け直前の鳥たちの大合唱だ。日が昇りはじめる、その瞬間に、一斉に鳥たちが新しい朝を祝う歌をうたいあげるのだ。
目覚ましはいらない。夜明けの美しさに心がなごんだ。
ここに来る前に、日の出を見たのは、日本でのお正月くらいのことだったのに。いったい、何年前のことだろう。

彼らの住処は、アパートメントの裏手のLake Carnegieという河のように長細く大きな湖だ。


アパートメントはメゾネットで、下階がリビングとキッチン。上階に3つのベッドルームとバスルームがある。部屋数が多いので、3組でシェアをする。


アパートメントから大学まではシャトルが通っているが、歩いても20分程度。その途中、鬱蒼と木々が生い茂る小川がある。
まるで、The Lord of the Ringで、エルフが灰色港へ向かうときの森の中のようだ。

今のところ、リスや野ウサギには出会うことはあっても、エルフには出会うことはないけれど。

2009/05/30

The Tiger!


プリンストン大学のマスコット・アニマルは虎である。大学カラーはオレンジとブラックだ。この2つの色に合わせて、マスコットを虎にしたのかと思ったのだが、どうやら偶然なのだそうだ。


5月30日はプリンストン大学のReunion(同窓会)の日だった。歴代の卒業生達が、各年代ごとに趣向を凝らした衣装に身を包み(卒業時に作ったお揃いのジャケットやジャンパー)、大学構内をパレード。
今年は末尾番号「9」の年の卒業生は、何周年目かの卒業を祝い、山車の上からキャンディやプラスティックのアクセサリー等のギフトを配っていた。


パレードの後、夜にはダンスパーティがキャンパスセンターで行われる模様。歴代の学部卒業生と同伴者のみが参加できるようなので、部外者なのが残念。プロムに興味津々のCは、「何とか潜入できないかな〜」と言っていた。


家に戻り、思いの外、暑い一日を振り返りながら、ビールを飲んでいると、外から大砲のような大きな音がして、驚いてバルコニーに出た。


祭りの最後にはFire works(花火)だ — 日本だけの風習なのかと思っていたけれど、イギリスでもアメリカでも変わらないところをみると、世界共通の風習なのかもしれない。

とにかく祭りはすばらしい。そして、花火も。

あやかし


Factly&Staff Apt.に滞在して、いちばんおもしろかったことといえば、ゴミ集積所の主の正体を知ったことだ。ここではカラスならぬ、Raccoon(タヌキ)がゴミ捨て場の主なのだ!

相棒Cは狸を見たことがなかったらしく、大変な衝撃を受け、「ゴミを捨てに行ったら、すごいものを見たよ!」と感激し、カメラを持って走っていったのだ。
生憎、父の実家は大変な山奥だったので、狸を見たことがあったのだが、確かにこんなに間近で見ることは、今までなかったかもしれない。

イギリスのNottingamでは、夜中、歩道にたたずむ狐を見たが、ここでは狸を見ることになるとは・・・。

2009/05/29

口上、もしくは経緯のようなもの

人生は旅のようなものと言ったのは、誰だったのだろう? 現在の私は、まさに「ただいま旅行中」といった感じだ。それもそろそろ終わり、しばらくは落ち着くことができそうだけれど。

この3か月程の遊牧民のような生活で、身についたものといえば、以前よりも強靱(?)になった精神と、楽しいものを見つけること。困ったときこそ、ユーモアが大切なのだ。そして、疲れているときこそ、笑いはいちばんの癒しでもある。

そういった理由で、面白いものを見つけたらClipしておこうと思い、Blogをはじめることにしたのである(それと、Oさん。あなたのメールがきっかけです)。
人生に役立つ情報はあまりないかもしれないが、楽しいものを見つけたら宝物箱にとっておくことにしようと思ったのだ。