ラベル Tiger ー プリンストン の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル Tiger ー プリンストン の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2010/05/26

Student dormitory & dining room

プリンストン大学の中には、大学生専用の寮がある。Collegeごとに住む場所や食事の場所が違うのはイギリスの大学制度と同じだ。 Collegeの振り分けはイギリスのように入学の時に決まるのか、聞くのを忘れてしまった(今度、機会があったら聞いてみよう)。

大学院生は、主に大学近くのハウジングに住み、大学生のほとんどは寮に入るらしい。もちろん例外もあるが、寮生活は大変楽しいので、みんな大学を卒業し、寮から出ていくのが寂しいとのこと。大学院生でも寮住まいを続けている人もいるらしい。そんなに楽しいならば、ぜひとも寮に一度住んでみたいものだと思ったが、プリンストン大学の学生ではない身としては難しい。

せめて学生気分を味わってみたいものだと思っていたところ、今年に入って友達になった学生Cさん(ヴァージニア出身の19歳)の好意で、寮を見学した後、寮専用の食堂に連れていっていただけることになった。大学のほとんどの施設に入ることができるのに、寮にだけは入ることができないので、残念に思っていたCも大喜び。当たり前だが、セキュリティがしっかりしていて、カードキーがないと寮の中には入ることができない。

彼女が住んでいる寮は今年できたばかりとのことで、非常に新しく綺麗だった。こんな寮ならば、ぜひとも住んでみたい、いや、住ませてくださいと言いたいところだが、バスルームが共用なので、ちょっぴり不便。もちろん、冷蔵庫や洗濯機も各階に数カ所あるけれど、共用だった。最新の設備だけれども、やはりそこは学生用。多少の不便は致し方あるまい。
寮内の写真は、プライベートすぎるので、残念ながら撮らなかったのだが、寮からレストランまで行く回廊の写真を撮ることにした。

写真の場所は、彼女の寮の近くではなく、「ハリー・ポッターのダイニングルームみたいな食堂があるので、そちらに行ってみましょう」と紹介してくれた場所へ向かう途中で撮った。確かに、ハリー・ポッターの映画で見たような回廊だった。しかし、当たり前だがハリー・ポッターのようなローブを来ている学生はひとりもいなかった。


さて、レストランへ入ると、まずは席を確保することになった。外観の雰囲気から、「ここは教会かな?」と勝手に想像していた建物が、件の食堂だった。確かに、ちょっと、いや、かなりハリー・ポッターっぽいかもしれない。

なんとか席を確保した後、その場でグリルしたりサーブしてくれるシェフもいるバッフェへ移動した。「好きなものを好きなだけどうぞ」と言われたのだが、種類が多すぎて何を選べばよいのか判らず迷ってしまう。ハンバーガーやチキン・ビーフ・ポークのグリルにサラダ、ピザやサンドウィッチにラップサンドとタコス、スープ各種にコーラやジュース等々、多種多様なメニューが食べ放題形式で配膳され ている。もちろん、チーズケーキやアイスクリームなどデザートもあったので、ダイエット中の人にはかなり危険な場所だ。

彼女のおすすめは、「本日の特別メニューとフローズンヨーグルト!」と言っていたので、それを試してみることにした。本日はメキシカン料理だった。学生センターの食堂よりも、美味しく種類も豊富で、学生寮から出て大学院のハウジングに移りたくない人の気持も判らないでもない。

しかし、いくら種類があっても、本日の特別メニュー以外は毎日同じものなので、「結構、飽きますよ」とのこと。残念ながら、中華や和食はなかった。学生センターの食堂には"寿司"があるので、彼女は時々食べに行くとのこと。

また、寮専用の食堂を利用するには、ミールプランという、大学の年間お食事プランに加入することになるらしい。毎日、3食を好きな食堂で、好きなものを好きなだけ選べるので、食べ盛り大学生には大人気で、ほとんどの人が加入している。しかし、中華系の学生は早くからキッチン付きの寮に移り、自炊している人が多いとのこと。アジア系の学生にはアメリカンスタイルの食事が、毎日続くのはきついのかもしれない。


食堂のとなりのコモンルームでは、のんびりとネットをしている人や読書している学生がいた。学生の夜はこれからが本番だ。食事の後、コモンルームでゲームをしたり、大学内のシアターで映画を見たり、バーに行ったり(21歳以上限定)、夕方から朝までオープンしているカフェでおしゃべりを楽しんだりと寮生活をエンジョイしている模様。

う〜ん、テスト前は死ぬほど大変そうだが、やっぱりアメリカの大学は楽しそうだぞ。

2010/04/22

The scent of Spring

Frist Centerの横の木のトンネルの中を歩いていき、Princeton Stationに方面へ向かった。桜が散って、ピンクの絨毯になっている。

2010/01/29

Flu shot

新年早々、インフルエンザの予防接種を受けることにした。

注射嫌いなので、できることなら予防接種をせずに済ませたいと思っていたのだが、インフルエンザはこれからが本番とのこと。
冬中、インフルエンザが怖くて、家に引き篭っているわけにもいかないし、予防接種には注射だけではなく、Nasal sprayという鼻スプレー(よく花粉症の鼻づまりの時に使いますよね)があると聞き、俄然、興味が湧いてきた。

プリンストン大学のFrist Center(学生会館のようなところで学食もある)へ行き、予防接種の会場へ向かった。お昼すぎに行ったので人もまばらで、問診票を書き込んでいる間に順番が回ってきた。問診票を受付の方に渡しながら、「Nasal sprayでの接種を希望しているのですが」と聞いたところ、「Nasal sprayはないの」と言われ、気が動転した。しかし、もう順番が回ってきている。看護婦さんがこっちに来いと手招きしているではないか!

往生際悪く、看護婦さんに「ちょっと風邪気味なんですよね〜。注射は苦手で」など、一生懸命言い逃れをしたが、まったく通じず、「熱はないんでしょ。大丈夫よ。右と左、どっちに注射する?」と聞かれただけだった。「右がいいのですが、注射が怖いんです」と答えたのに、看護婦さんの笑いを誘っただけだった。けして、面白がらせるつもりではなく本心から言ったのに、ちょっとした冗談だと思われたらしい。

注射を見ないように恐る恐る腕をまくりあげた。看護婦さんが、右手上腕の皮膚を摘み、「大丈夫よ、すぐ終わるから」と行った途端、「はい、もう終わり!」と注射をしたと思われる場所に絆創膏を貼ってくれた。

あまりの早業に感動し、痛いと思う隙もなかった。看護婦さんに深く感謝の意を述べ、深い幸福感と共に、会場を後にした。

去年、プリンストンに着いて、初めて病院に登録に行った時に、血液検査をすることになったのだが、その時の注射の痛さに比べたら、今日のFlu shotは、私の注射に対する概念を根本から覆すほどだった。

Nasal sprayでの予防接種を体験できなかったのは非常に残念だが、わずかとはいえ注射恐怖症を克服することができ、今年は新年早々、縁起がいい。

2009/12/26

Snow Pile up!

12月20日、朝起きると、外は雪景色だった!


バルコニーに20cm以上も雪が積もってしまったので、Cが慌てて雪かきをした。
こんなに雪が降る地域だと思ってもいなかったので、スコップを用意していない。とりあえず、ちりとりで代用。

雪が積もる地域に住んだことがないCは大喜びで雪かきをしているが、今まで来ていたコートと靴では、外を出歩けそうもない。
急いで冬支度をしなくては!

2009/12/08

Winter has coming!


12月5日、Princetonで初雪が降った。
木々の葉も落ち、すっかり冬景色だ。
家の窓から眺める雪は美しいけれど、外は氷点下。

今年はWhite Christmasになるかもしれない。

2009/07/04

アインシュタインが歩いた道

PrincetonのCity Centerから5分ほど歩くと、アルベルト・アインシュタインの像がある。アインシュタインは、1933年からプリンストン高等学術研究所の教授に就任し、研究所の近くに暮らしていた。

現在も個人宅として使用されているので、中に入ることはできないが、外観を見ることはできた。その建物はひっそりとしていて、アインシュタインが住んでいた家だということは、調べて来なければ判らなかっただろう。
家の前を通り過ぎながら、天気がよかったので、高等研究所までの道を散歩することにした。

かつてアインシュタインもこの道を歩いたのだろうか。緑に囲まれた静かな道を歩きながら、何を考えていたのだろう。

そんなことをぼんやりと考えていたら、前方をリスが走り抜け、勢いよく木を駆け上っていった。

今日はインディペンデンス・デイだ。

2009/06/17

New Apertment!

新しい家は学生用のアパートメントだ。アパートメントと言っても、平屋のセミデタッチドなので、一軒家のようなプライベート空間だ。庭付き、2つのベッドルームとリビングの3部屋もある。
多少古いのに目をつぶれば、静かで緑も多く快適だ。

なんとこの物件は、元々朝鮮戦争からの帰還兵の一時滞在先として使われていた建物を、大学が学生用のアパートメントとして、購入したものであるらしい。

もちろん大学までのシャトルも通っている。歩いても20分程度なのだ。大学側の対応が学生にとって、本当にいたれりつくせりなのだ。アメリカの大学生が心底うらやましくなる。