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2009/12/29

Christmas Eve at NY

本格的な寒さに備え、なんとか冬支度もできたので、ロックフェラーセンターのクリスマスツリーを見にニューヨークへ行った。

Christmas Eveということもあり、ツリーの下のスケートリンクにも、たくさんの人々で溢れている。

上空のイルミネーションが天の川のようで美しい。

ビルの谷間に雪の結晶。
残念ながら、ニューヨークは雪が解けてしまい、黒ずんだ雪が道端にひっそりと残っているくらいだった。

Princetonは20日に積もった雪が解けず、White Chrismasになった。

2009/08/12

ハードコンタクトレンズがない?!

日本から持ってきたコンタクトレンズの保存液がそろそろなくなりそうなので、ドラッグストアへ行った。

ずらりと並んだ保存液を前に、不安がよぎった。どのパッケージを見ても、"すべてのソフトコンタクトレンズに”と書いてある。
たくさん商品があるのに、ハードコンタクトレンズ用の保存液がない、ように見える。

保存液は、あと5日も持ちそうにない。慌てて、店員さんに「ハードコンタクトレンズ用の保存液は置いてませんか?」と聞いてみたが「ハード? なんじゃそりゃ」という言葉に戦慄を覚えた。

海外旅行に行くと、ドラッグストアとスーパーマーケット(その国ならではの驚くような商品が並んでいて、国民性がかいま見られる気がして、とても楽しいのだ)に、なるべく立ち寄るようにしているので、アメリカのドラッグストアなら何でも揃っていると思い、簡単に見つかるのではないかとタカをくくっていたのだ。

コンタクトレンズは、一時帰国時に日本で作ったものなので、アメリカのコンタクトレンズ事情を調べてこなかったことが悔やまれた。今更ながら、インターネットでハードコンタクトレンズの保存液を調べてみる。

まず、第一に、アメリカではソフトコンタクトレンズが主流らしい。
第二に、ハードコンタクトレンズという言葉で検索しても、保存液が見つからない。しつこく調べていくと、どうも"Rigid Gas Permeable contact Lenses"というのがハードコンタクトレンズに相当するらしい。

メモを握りしめて、再度、ドラッグストアに行くと、いちばん下の段に追いやられて、"Boston Simplus"というパッケージがあった。"For Rigid Gas Permeable contact Lenses"と書いてある小さなボトルのパッケージを握りしめ、不安ながらも小さい説明の英文を読んでみた。どうやらこれらしい。確信をもてないので、Cにも読んでもらう。
「あ、これで大丈夫じゃないの」というのんびりとした相づちに、拍子抜けした。

とうとう目当てのものを見付けることができたようだ。
よもやコンタクトレンズの保存液で苦労するとは、夢にも思わなかった。

アメリカ暮らしには、まだまだ修行が必要だ。。。

2009/05/31

エルフの棲む森

Factly&Staff Apt.も本日でお別れだ。
USに来て何度目のパッキングだろう。以前よりもかなり手際がよくなったようだ 。
荷物をまとめながら 、このアパートメントのことを思う。
夜中、ゴミ集積所で見た狸のこと、バルコニーからの花火、前の住人が置いていった「Drink me!」と書かれたビール。

しかし、いちばん印象に残っているのは、夜明け直前の鳥たちの大合唱だ。日が昇りはじめる、その瞬間に、一斉に鳥たちが新しい朝を祝う歌をうたいあげるのだ。
目覚ましはいらない。夜明けの美しさに心がなごんだ。
ここに来る前に、日の出を見たのは、日本でのお正月くらいのことだったのに。いったい、何年前のことだろう。

彼らの住処は、アパートメントの裏手のLake Carnegieという河のように長細く大きな湖だ。


アパートメントはメゾネットで、下階がリビングとキッチン。上階に3つのベッドルームとバスルームがある。部屋数が多いので、3組でシェアをする。


アパートメントから大学まではシャトルが通っているが、歩いても20分程度。その途中、鬱蒼と木々が生い茂る小川がある。
まるで、The Lord of the Ringで、エルフが灰色港へ向かうときの森の中のようだ。

今のところ、リスや野ウサギには出会うことはあっても、エルフには出会うことはないけれど。