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2010/03/19

Phisical Therapy

病院で坐骨神経痛との診断を受け、痛み止めを投薬してもらっていたのだが、薬のオーバードーズが原因で亡くなる人も多いので、根本的な解決を求め、2月半ばから理学療法に通ってみることにした。

理学療法を受けられる施設を病院から紹介してもらったのだが、Princeton Airportの近くのスポーツクラブ内にあり、家からBusで45分、車だと15分くらいの場所にあった。

1日目は、症状の説明が中心だったので、電子辞書を片手に乏しい英語力で何とか乗り切ることになった。まずは、アビリティテスト(どれくらで痛みが出るかのチェック)を始めることになった。身体の動かし方や筋肉、身体の器官に関する英語が、療法士の口から次から次へと出てくるので、痛みと英単語に混乱してしまったが、Cが同行してくれたので、何とか無事にテストを終えることができ、さっそく理学療法に取り掛かることとなった。謎のマッサージ(10分程度)とエクササイズを何種類か習い、ホットパッドを背中に当てた温熱療法で1日目は終了。

2日目からひとりで行くことになったので、さっそく理学療法を取り入れたことを少し後悔した。案の定、矢継ぎ早に症状を質問をされた後、マッサージ中、せっかく気持ちよくなったところで、起こされて「痛くないか? 気分は大丈夫か?」と聞かれる始末。マッサージ中くらいのんびりさせてくれると嬉しいのだが。
担当の療法士はナイスガイらしく軽快に会話を楽しむタイプで、施術中に明るく話しかけてくる。家でもできるマッケンジーエクササイズを中心に坐骨神経痛を解消する運動を習い、最後は温熱療法をして終了。英語の勉強をさぼっていたことを後悔しつつ、次回の予約を渋々取って帰路についた。

1か月ほど過ぎた頃から、担当の療法士以外にも、女性の療法士やインド人の療法士(私の担当の療法士の下で働いているらしい)などが担当してくれることもあったが、みんなとっても話好きなことに気づき、坐骨神経痛の痛みより、自分の英語の不甲斐なさにちょっぴり悲しくなることもあった。患者同士でも施術中に世間話しているおじさまやおばさまもいるし、理学療法に来ているという感じより、スポーツクラブに来ているような気楽なムードで、とても不思議な空間なのだ。もちろん治療中、痛みがきつい人は、かなり痛そうなんだけれども。

大雪が降り、一時寒さのために痛みが出たときは、理学療法が効いているのか不安になったのだが、温かくなるにつれ症状が軽くなったので、やはり効いている模様。
この頃は、マッサージの時や真剣に数を数えながらのエクササイズをしている時には、割と放置してくれるのも嬉しい。段々、日本人(?)の患者に対して、理解が深まってきたのかもしれない。
エクササイズも以前よりは難しいものになってきているので、完治を目指して頑張ろうという気持ちになってきた。

しかし、ネイティブにとっての気楽な会話は、私に取っては相変わらず難しい。

2010/01/29

Flu shot

新年早々、インフルエンザの予防接種を受けることにした。

注射嫌いなので、できることなら予防接種をせずに済ませたいと思っていたのだが、インフルエンザはこれからが本番とのこと。
冬中、インフルエンザが怖くて、家に引き篭っているわけにもいかないし、予防接種には注射だけではなく、Nasal sprayという鼻スプレー(よく花粉症の鼻づまりの時に使いますよね)があると聞き、俄然、興味が湧いてきた。

プリンストン大学のFrist Center(学生会館のようなところで学食もある)へ行き、予防接種の会場へ向かった。お昼すぎに行ったので人もまばらで、問診票を書き込んでいる間に順番が回ってきた。問診票を受付の方に渡しながら、「Nasal sprayでの接種を希望しているのですが」と聞いたところ、「Nasal sprayはないの」と言われ、気が動転した。しかし、もう順番が回ってきている。看護婦さんがこっちに来いと手招きしているではないか!

往生際悪く、看護婦さんに「ちょっと風邪気味なんですよね〜。注射は苦手で」など、一生懸命言い逃れをしたが、まったく通じず、「熱はないんでしょ。大丈夫よ。右と左、どっちに注射する?」と聞かれただけだった。「右がいいのですが、注射が怖いんです」と答えたのに、看護婦さんの笑いを誘っただけだった。けして、面白がらせるつもりではなく本心から言ったのに、ちょっとした冗談だと思われたらしい。

注射を見ないように恐る恐る腕をまくりあげた。看護婦さんが、右手上腕の皮膚を摘み、「大丈夫よ、すぐ終わるから」と行った途端、「はい、もう終わり!」と注射をしたと思われる場所に絆創膏を貼ってくれた。

あまりの早業に感動し、痛いと思う隙もなかった。看護婦さんに深く感謝の意を述べ、深い幸福感と共に、会場を後にした。

去年、プリンストンに着いて、初めて病院に登録に行った時に、血液検査をすることになったのだが、その時の注射の痛さに比べたら、今日のFlu shotは、私の注射に対する概念を根本から覆すほどだった。

Nasal sprayでの予防接種を体験できなかったのは非常に残念だが、わずかとはいえ注射恐怖症を克服することができ、今年は新年早々、縁起がいい。

2009/12/27

Whole ChikenとSlow Cooker

Thanksgivingは、Cの大学の教授宅でAmerican Traditional Thanksgiving Dinnerをご馳走になったので、家でグリル料理を作る機会がなかったのだが、ChristmasにはWhole Chikenを購入し、Slow cookerでグリルすることにした。

Slow cookerでの調理は、下ごしらえをした材料を入れ、LowかHighのどちらかにスイッチを合わせ、そのまま放置しておくだけ。時々、焼き具合を確認する必要があるオーブンよりも簡単だ。

Lowモードで6時間たったところ。あと2時間で、できあがりだ。

オーブンでグリルしたように、表面がカリカリにならないのは残念だが、ゆっくり調理した肉料理らしく、やわらかくてとろりとした食感だ。

Slow cookerを肉料理に使用したのは初めてだが、長時間かかるグリルや煮込み料理にはとても便利。
今後は鍋やポトフだけではなく、大活躍しそうだ。

2009/06/27

芽が出たけれど、R.I.P M J !

種まきの3,4日後に芽は出たのだが、弱々しい感じだった。
6日経ったが、ひょろひょろとしている。そろそろ、支えが必要か?

トマトの芽が出たのは嬉しいのだが、マイケル・ジャクソンの訃報に驚いた。突然のことで言葉が出ない。

R.I.P Michael Jackson!

しかし、未だに信じられない。

2009/05/30

The Tiger!


プリンストン大学のマスコット・アニマルは虎である。大学カラーはオレンジとブラックだ。この2つの色に合わせて、マスコットを虎にしたのかと思ったのだが、どうやら偶然なのだそうだ。


5月30日はプリンストン大学のReunion(同窓会)の日だった。歴代の卒業生達が、各年代ごとに趣向を凝らした衣装に身を包み(卒業時に作ったお揃いのジャケットやジャンパー)、大学構内をパレード。
今年は末尾番号「9」の年の卒業生は、何周年目かの卒業を祝い、山車の上からキャンディやプラスティックのアクセサリー等のギフトを配っていた。


パレードの後、夜にはダンスパーティがキャンパスセンターで行われる模様。歴代の学部卒業生と同伴者のみが参加できるようなので、部外者なのが残念。プロムに興味津々のCは、「何とか潜入できないかな〜」と言っていた。


家に戻り、思いの外、暑い一日を振り返りながら、ビールを飲んでいると、外から大砲のような大きな音がして、驚いてバルコニーに出た。


祭りの最後にはFire works(花火)だ — 日本だけの風習なのかと思っていたけれど、イギリスでもアメリカでも変わらないところをみると、世界共通の風習なのかもしれない。

とにかく祭りはすばらしい。そして、花火も。