2009/05/31

エルフの棲む森

Factly&Staff Apt.も本日でお別れだ。
USに来て何度目のパッキングだろう。以前よりもかなり手際がよくなったようだ 。
荷物をまとめながら 、このアパートメントのことを思う。
夜中、ゴミ集積所で見た狸のこと、バルコニーからの花火、前の住人が置いていった「Drink me!」と書かれたビール。

しかし、いちばん印象に残っているのは、夜明け直前の鳥たちの大合唱だ。日が昇りはじめる、その瞬間に、一斉に鳥たちが新しい朝を祝う歌をうたいあげるのだ。
目覚ましはいらない。夜明けの美しさに心がなごんだ。
ここに来る前に、日の出を見たのは、日本でのお正月くらいのことだったのに。いったい、何年前のことだろう。

彼らの住処は、アパートメントの裏手のLake Carnegieという河のように長細く大きな湖だ。


アパートメントはメゾネットで、下階がリビングとキッチン。上階に3つのベッドルームとバスルームがある。部屋数が多いので、3組でシェアをする。


アパートメントから大学まではシャトルが通っているが、歩いても20分程度。その途中、鬱蒼と木々が生い茂る小川がある。
まるで、The Lord of the Ringで、エルフが灰色港へ向かうときの森の中のようだ。

今のところ、リスや野ウサギには出会うことはあっても、エルフには出会うことはないけれど。

2009/05/30

The Tiger!


プリンストン大学のマスコット・アニマルは虎である。大学カラーはオレンジとブラックだ。この2つの色に合わせて、マスコットを虎にしたのかと思ったのだが、どうやら偶然なのだそうだ。


5月30日はプリンストン大学のReunion(同窓会)の日だった。歴代の卒業生達が、各年代ごとに趣向を凝らした衣装に身を包み(卒業時に作ったお揃いのジャケットやジャンパー)、大学構内をパレード。
今年は末尾番号「9」の年の卒業生は、何周年目かの卒業を祝い、山車の上からキャンディやプラスティックのアクセサリー等のギフトを配っていた。


パレードの後、夜にはダンスパーティがキャンパスセンターで行われる模様。歴代の学部卒業生と同伴者のみが参加できるようなので、部外者なのが残念。プロムに興味津々のCは、「何とか潜入できないかな〜」と言っていた。


家に戻り、思いの外、暑い一日を振り返りながら、ビールを飲んでいると、外から大砲のような大きな音がして、驚いてバルコニーに出た。


祭りの最後にはFire works(花火)だ — 日本だけの風習なのかと思っていたけれど、イギリスでもアメリカでも変わらないところをみると、世界共通の風習なのかもしれない。

とにかく祭りはすばらしい。そして、花火も。

あやかし


Factly&Staff Apt.に滞在して、いちばんおもしろかったことといえば、ゴミ集積所の主の正体を知ったことだ。ここではカラスならぬ、Raccoon(タヌキ)がゴミ捨て場の主なのだ!

相棒Cは狸を見たことがなかったらしく、大変な衝撃を受け、「ゴミを捨てに行ったら、すごいものを見たよ!」と感激し、カメラを持って走っていったのだ。
生憎、父の実家は大変な山奥だったので、狸を見たことがあったのだが、確かにこんなに間近で見ることは、今までなかったかもしれない。

イギリスのNottingamでは、夜中、歩道にたたずむ狐を見たが、ここでは狸を見ることになるとは・・・。

2009/05/29

口上、もしくは経緯のようなもの

人生は旅のようなものと言ったのは、誰だったのだろう? 現在の私は、まさに「ただいま旅行中」といった感じだ。それもそろそろ終わり、しばらくは落ち着くことができそうだけれど。

この3か月程の遊牧民のような生活で、身についたものといえば、以前よりも強靱(?)になった精神と、楽しいものを見つけること。困ったときこそ、ユーモアが大切なのだ。そして、疲れているときこそ、笑いはいちばんの癒しでもある。

そういった理由で、面白いものを見つけたらClipしておこうと思い、Blogをはじめることにしたのである(それと、Oさん。あなたのメールがきっかけです)。
人生に役立つ情報はあまりないかもしれないが、楽しいものを見つけたら宝物箱にとっておくことにしようと思ったのだ。